笹ずし

素朴な郷土の味「笹ずし」:画像©アルペンプラザ

ぜんまいなどの山菜、みそ漬、くるみ、彩りの錦糸卵に紅生姜などを酢飯の上にトッピングして笹の葉の上にのせた素朴な寿司「笹ずし」
長野県の選択無形民俗文化財に認定されている当地に伝わる郷土料理「笹ずし」は、川中島の合戦に向かう上杉謙信勢に対し、村の人々が山間で調達できる素材と殺菌効果のある笹の葉を用いて見栄えよく食べ易い工夫を凝らして提供した野戦食と伝えられ、別名「謙信寿司」とも呼ばれています。

ハレの日・人が集う時に頂く郷土の味

当地では古くから冠婚葬祭など人が集う時に食され、今も親しまれている郷土食。精一杯のおもてなしとして夕食の一品に添えられることも多かった「笹ずし」ですが、意味を知らない宿泊客、特に若者にとってはただの田舎料理にしか映らないので、コレを出すお宿は激減…お泊りの宿泊施設の夕食にコレが出てきたら「何かイイことあったの?」って女将さんに聞いてみて♪

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